ABEMA地域対抗戦予選Bリーグ1回戦第1試合 2局目

(先手)古森悠太五段 VS 藤井聡太竜王・名人

先手・三間飛車穴熊 後手・居飛車穴熊

「将棋世界2024年5月号」に特集「サバキと堅さの融合 三間飛車穴熊の復権」が出ておりましたので並べてみました。

説明通り、古森五段は、3筋攻撃を見せつつ、4三金と上に上がらせた(強要した)瞬間に穴熊を明示しました。序盤の指し手の意味が分かってうれしい~。
新規棋譜49手
▲3八金と寄って、振り飛車も穴熊完成。
金と銀の連結の穴熊より、金が2枚縦に連結の穴熊の方が堅い、という振り飛車側の主張でしょうか。

次の一手は、△2四歩。
藤井竜王名人は、いつも位には反発しているように思えます(他の棋士よりも、たぶんですが)。
▲同歩△同角▲2五歩△4二角と戻っています。
位は大きい、と共に、伸びすぎで歩の裏を突ける、ということでしょうか?
私も位を取られたら反発してみようと思います。

新規棋譜55手
そして、こちらの位にも反応。
△7四歩▲同歩△7五歩▲7九飛△7四飛
7筋の位の奪還に成功しました。

新規棋譜91手
こういう攻撃見習いたい。
△2六桂▲3七金(金の連結に)△5八金▲2六金△4九金▲同金△8九飛成。
こんなのできたら気分良すぎます。




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