東海研修会 昇級の一番

(先手)藤井聡太君(E1) VS 堀直人君(E1)

後手・ダイレクト向かい飛車


8歳5か月の将棋。

新規棋譜48手
△3三桂と飛車銀両取りをかけられたところ。
藤井先生は、当然飛車を逃げたりしません。▲5四銀!

新規棋譜54手
△7二銀打とがっちり守ってきたところ。
▲5四歩△5一飛▲5五銀などと圧迫していくのかな?と思っていたら
▲9五歩!
玉の左サイドをがっちり固めてきたので、ならばブラインドサイドから、ということか!?

新規棋譜84手

△4五角と王手されたところ。
さすがにここは▲6七桂と受けたいところ。ここ打っておけば寄りがなさそうですし安心。

ですが指し手は▲8八玉!
当然△2九飛の角金取り!に、▲3四銀△同桂▲3四角。
この角が△8九角成とされても▲同角を用意している!

杉本師匠もこの手順は「衝撃の手順、ほれぼれする作り、研修会当時からすでにプロ級」とおっしゃっています。

新規棋譜8手
ここで▲3九桂。
△6九飛成を防ぎつつ、取れば王手飛車。なおかつ入玉も阻止。
ほんと凄いです。

新規棋譜32手
ここから即詰み。
わたしは詰みが見えず、修業が全く足りません。

▲4六角△2六銀▲3五銀△2七玉▲1六角。

▲藤井 聡太 vs. ▽堀 直人 棋譜

これは、何度も並べたい将棋です。

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